ジェフリーズは2025年の投資展望に関する最新リポートで、中国株は割安な水準にあるとし、景気刺激策を背景に上昇が期待できるとした。セクター別では、工業、自動車、医療ヘルスケア、インターネット、データセンター、通信を選好した一方、消費、金融、本土不動産、ソフトウエアについては慎重な見方を示した。MSCI中国指数は向こう12カ月以内に31%の上昇余地があるとみている。『香港経済日報』が12日伝えた。
ジェフリーズはまた、25年の中国国内総生産(GDP)成長率目標が約5%に設定されると予想したほか、財政赤字は2兆−3兆元、利下げ幅は0.3−0.5%になるとみている。
個別では、香港株、A株、米国に上場する中国概念株のうち、トップピックとしてJDドットコム(JD)、トリップ・ドットコム(TCOM)、ヤム・チャイナ(YUMC)、小鵬汽車(XPEV)、薬明生物技術(
02269)、金蝶国際ソフト(
00268)、貴州茅台酒(
600519)、寧徳時代新能源科技(300750)、東莞怡合達自動化(301029)、世紀互聯(VNET)の10銘柄をピックアップした。