2024-12-12 |
香港/マーケット/証券 |
|
香港前引け:3日ぶり反発、政策期待強まる 内需関連が大幅高
12日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3日ぶりに反発。前場終値は前日比1.72%高の20501.14ポイントだった。中国企業指数は2.05%高の7397.88ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で810億8000万HKドル。
ハンセン指数は小動きで始まった後、一気に上げ幅を拡大した。11月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想と一致したことで米国の利下げ期待が高まっており、香港市場でも買いが広がった。また、中国指導部が来年の経済政策の方針を決める中央経済工作会議が11日に開幕したとみられており、政策の恩恵が期待されるセクターなどを中心に買いが入った。
個別では、アリババ集団(
09988)や美団(
03690)、テンセント(
00700)が買われて指数を押し上げたほか、華潤ビール(
00291)や中国蒙牛乳業(
02319)、海底撈国際(
06862)など内需関連の上昇が目立った。半面、創科実業(
00669)や無錫薬明康徳新薬開発(
02359)、電能実業(
00006)が売られた。