2024-12-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、終盤に上げ幅拡大 保険・証券などに買い
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続伸。前場終値は前日比0.64%高の3454.52ポイントだった。深セン成分指数は0.79%高の10934.26ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆1658億9400万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、前日終値を挟んだ一進一退の展開。中国指導部が来年の経済政策の方針を決める中央経済工作会議が11日に開幕したとみられており、内容を見極めたいとして様子見気分が漂った。もっとも、金融緩和や財政出動などへの期待が根強く、指数は終盤に上げ幅を拡大し、この日の高値圏で前場の取引を終えた。
セクター別では、保険、証券、医薬品販売が全面高。商業・百貨店、観光・ホテルなども買われた。半面、コンシューマーエレクトロニクス、半導体、文化・メディアなどが下げた。
上海B株指数は0.23%安の281.64ポイント、深センB株指数は0.38%高の1249.66ポイントだった。