2024-12-03 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:朝高後に下げ、人民元安を嫌気
3日の中国本土株式市場で上海総合指数は小高く寄り付いた直後、下げに転じた。当局が打ち出す追加の景気刺激策への期待は続いているものの、人民元安の進行を嫌気した売りに押された。中国人民銀行(中央銀行)が設定したきょうの人民元相場の基準値は1米ドル=7.1996元と、昨年9月11日以来およそ3カ月ぶりの元安/ドル高水準。中国本土外のオフショア人民元(CNH)は朝方に7.30元を割り込む場面があった。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.11%安の3360.20ポイントで推移。セクター別では、食品・飲料、バッテリー素材、証券が下落する半面、電子化学品、風力発電設備、電機が上昇している。