週明け2日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。米連邦準備理事会(FRB)が12月に追加利下げに動くとの見方が強まり、前週末の米株式相場が反発した流れを引き継いだ。中国国家統計局が11月30日発表した2024年11月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことも投資家心理を強気に傾けた。
指数は日本時間午前10時39分現在、前営業日比0.32%高の19484.89ポイントで推移している。個別では、スマートフォン部品・受託製造のBYDエレクトロニック(
00285)やボトル入り飲料水大手の農夫山泉(
09633)、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)が高い。半面、11月29日に2024年7−9月期決算を発表した美団(
03690)が続落。11月の新車納車台数を公表した理想汽車(
02015)も売られている。