13日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前日比0.51%高の3439.28ポイントだった。深セン成分指数は0.40%高の11359.29ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆92億4600万元だった。
上海総合指数は中盤まで前日終値を挟んでもみ合ったが、終盤はプラス圏で推移した。米中関係の悪化が警戒されたほか、15日には小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標が発表されるとあって、様子見ムードも広がったが、中国政府による景気対策への期待は強く、相場の支えとなった。セクター別では、文化・メディアや通信サービス、採掘などが買われた。半面、観光・ホテル、医薬品販売、ガスなどが売られた。
A株市場では、上海汽車集団(
600104)や科大訊飛(
002230)がストップ高をつけたほか、中国聯合網絡通信(
600050)や華域汽車系統(
600741)、巨人網絡集団(
002558)も高かった。半面、欧菲光集団(
002456)や永輝超市(
601933)、浙江三花智能控制(
002050)の下落が目立った。
上海B株指数は1.15%高の281.90ポイント、深センB株指数は0.61%高の1290.63ポイント。