2024-11-08 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、高寄りも勢い続かず 利益確定売りが重し
8日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.50%安の3453.24ポイントだった。深セン成分指数は0.29%安の11203.53ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆8679億4300万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3500ポイントに乗せて寄り付いた後、上げ幅を縮小してもみ合った。上値の重さが意識されると、前場終盤にマイナス圏に沈んだ。米大統領選挙の結果を踏まえ中国当局が追加の景気刺激策を強化するとの見方が広がっているものの、足元の上昇を受けて利益確定売りが出た。
セクター別では、半導体、電子化学品、通信設備、ソフトウエア開発などが高い。半面、セメント・建材、不動産開発、不動産サービス、化学肥料などが下げた。
上海B株指数は0.15%安の285.72ポイント、深センB株指数は0.9%安の1272.58ポイント。