2024-11-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、一時3300ポイント回復も様子見ムードが重し
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.60%高の3299.61ポイントだった。深セン成分指数は0.15%高の10607.41ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で1兆5904億8400万元だった。
上海総合指数は方向感を欠く値動きとなった。序盤はマイナス圏での推移も目立ったが、再びプラス圏に浮上すると、一時、心理的節目の3300ポイントを回復。同節目をわずかに下回って前場の取引を終えた。中国メディアの財新が1日発表した2024年10月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.3となり、市場予想の49.7を上回ったことが好感されたが、前日の米株安が嫌気されたほか、米雇用統計の発表を前に様子見ムードも強く、相場の重しとなった。セクター別では、銀行とバッテリー素材が全面高となったほか、非鉄金属や鉄鋼も買われた。半面、コンピューター設備やソフトウエア開発、通信サービスなどが売られた。
上海B株指数は0.14%安の277.32ポイント、深センB株指数は0.08%安の1235.71ポイントだった。