1日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。前日は続落し、終値ベースで10月17日以来2週間ぶりの安値を連日で更新しただけに、値ごろ感の出た銘柄を中心に買い直しが先行。米長期金利の上昇が一服したことも投資家心理を支えたもよう。
指数は日本時間午前10時45分現在、前日比0.29%高の20376.93ポイントで推移している。個別では、不動産株の中国海外発展(
00688)、華潤置地(
01109)、恒隆地産(
00101)が高い。海運大手の東方海外(
00316)、生活アプリ運営の美団(
03690)も買われている。半面、前日大引け後に2024年10−12月期売上高見通しを発表した理想汽車(
02015)や、1−9月期決算が減益となる見通しを明らかにした石薬集団(
01093)が急落している。