新興の新エネルギー車メーカー、理想汽車(
02015)は1日、2024年9月の納車台数が前年同月比48.9%増の5万3700台だったと発表した。7−9月期(第3四半期)では前年同期比45.4%増の15万2800台、1−9月累計では同40.0%増の34万1800台となった。
同社の李想会長兼最高経営責任者(CEO)は、新エネ車が新車販売全体の50%超を占めるなか、主要ブランドの優位性が顕著になっていると指摘。7−9月期に販売価格20万元以上の新エネ車市場で上位3ブランドのシェアは50%を超えており、理想汽車のシェアは17%に上ったとしている。一方、「理想L」シリーズや「理想MEGA」の好調な販売で9月の納車台数は過去最高を記録した。
同社は9月末時点で中国145都市に販売センターを479カ所、221都市にサービスセンターと公認修理センターを436カ所展開している。中国で営業中の同社充電ステーションは894カ所(充電設備4286基)。
理想汽車の9月30日終値は前営業日比8.37%高の108.10HKドル。