2024-09-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続伸、米利下げを好感 人民元相場の回復も材料
19日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。前場終値は前日比0.59%高の2733.38ポイントだった。深セン成分指数は1.25%高の8092.14ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4263億1000万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた。米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%の大幅利下げを決め、幅広いセクターに買いが入った。同指数は寄り付き直後に下げに転じ、一時は心理的節目の2700ポイントを割り込んだ。ただ、朝方に急落していたオンショア人民元(CNY)が次第に値を戻すと、上海総合指数もプラス圏に浮上した。
セクター別では、食品・飲料、酒造、農林水産、不動産サービスが高い。一方、保険の一角が売られた。
上海B株指数は1.20%高の233.00ポイントと続伸。深センB株指数は1.54%高の1043.05ポイントと5営業日ぶりに反発した。