2024-09-16 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、中国の主要経済指標が予想下振れ
週明け16日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。中国国家統計局が14日発表した主要経済指標が弱い結果となり、中国の景気低迷が改めて意識された。中国の8月の小売売上高と鉱工業生産はともに前年同月比伸び率が予想を下回り、前月から減速した。同月の中国70都市の新築住宅価格は前年同月比5.3%下落し、下げ幅は15年5月(5.7%)以来の大きさだった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を17−18日に控え、模様眺め気分も強い。
指数は日本時間午前10時43分現在、前営業日比0.95%安の17204.71ポイントで推移している。個別では、食品・飲料株の農夫山泉(
09633)と中国蒙牛乳業(
02319)の下げがきつい。医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)と京東健康(
06618)、不動産開発の華潤置地(
01109)と龍湖集団(
00960)、中国海外発展(
00688)も安い。一方、電動工具の創科実業(
00669)、ビール大手のバドワイザーAPAC(
01876)が買われている。