UBSは最新リポートで、太陽光発電パネル用ガラスメーカー、信義光能(
00968)の目標株価を6.9HKドルから5.7HKドルに引き下げ、投資判断を「買い」に維持した。生産能力と粗利益率が低下すると見込み、2024−26年予想EPSをそれぞれ21%、22%、15%下方修正。太陽光パネル用ガラス業界で長期的な需給バランスが改善し、2025−26年には生産能力の増強が鈍化するとみている。『AAストックス』が2日伝えた。
信義光能が発表した2024年6月中間決算の純利益は前年同期比41.0%増の19億6200万HKドルとなり、UBSは予想通りだったとした。信義光能の経営陣は、4−6月期の粗利益率は1−3月期からほぼ横ばいだったものの、需要低迷と価格下落が痛手となり、7−9月期の粗利益率が上半期を下回る見通しを明らかにした。
信義光能の株価は日本時間午後2時52分現在、前日比5.23%安の3.44HKドルで推移している。