2024-08-02 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、米国の景気後退懸念が重し
2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.45%安の2919.32ポイントだった。深セン成分指数は0.58%安の8622.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4440億4300万元だった。
上海総合指数は前日のNY市場が下落した流れを引き継ぎ、マイナス圏で軟調に推移した。1日発表の7月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想を下回ったことを受け、米国の景気後退(リセッション)が懸念されているほか、週末を前に持ち高調整の売りも広がり、相場の重しとなった。セクター別では、電機や半導体、自動車などが売られた半面、医療サービスやバイオ、製薬などが買われた。
上海B株指数は0.25%安の236.65ポイント、深センB株指数は0.06%安の1112.91ポイントだった。