25日の香港市場でハンセン指数は米株安の流れを引き継ぎ続落スタート。中国本土で総合指数が心理的節目の2900ポイントを割り込んで始まったことも地合いを悪化させている。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.95%安の17145.81ポイントで推移。個別では、大型ネット株の美団(
03690)、テンセント(
00700)が売られ、指数を押し下げている。不動産管理サービスの華潤万象生活(
01209)、産金の紫金鉱業集団(
02899)や、4−6月期決算を発表したマカオカジノのサンズ・チャイナ(
01928)なども下げている。半面、本土系不動産デベロッパーの華潤置地(
01109)と龍湖集団(
00960)、本土銀行株の中国銀行(
03988)、中国工商銀行(
01398)などが堅調。