2023-11-21 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日続伸、政策期待で不動産株に買い
21日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日続伸。前場終値は前日比0.46%高の3082.30ポイントだった。深セン成分指数は0.38%高の10060.45ポイントと3営業日続伸。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6281億5800万元だった。
上海総合指数は高く寄り付き、朝方に上げ幅を拡大。中国当局が不動産企業の資金調達を支えるため、融資に適した不動産開発業者50社のリストを作成したと伝わり、関連銘柄が買いを集めた。人民元の対米ドル相場の上昇も好感された。もっとも、心理的節目の3100ポイントが上値のめどとして意識され、利益確定売りが出て上値を抑えた。
セクター別では、不動産開発や不動産サービス、文化・メディア、製紙・印刷が買われた半面、電子、半導体、軍需関連が売られた。
上海B株指数は0.45%高の234.02ポイントと7営業日続伸。深センB株指数は0.30%高の1084.08ポイントと続伸した。