2023-05-29 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:朝高後に下げ、米追加利上げや中国景気の減速懸念
休場明け29日の香港市場で、ハンセン指数は高く始まったものの、下げに転じた。米政府の債務上限を巡り、バイデン米大統領と野党・共和党のマッカーシー下院議長が27日に基本合意に達したことで、朝方は買いが先行。ただ、米国の追加利上げや中国の景気減速への根強い警戒感から一巡後は売りに押された。
指数は日本時間午前10時51分現在、前営業日比0.11%安の18725.49ポイントで推移している。個別では、生活情報アプリ運営の美団(
03690)や石炭大手の中国神華能源(
01088)、電動工具の創科実業(
00669)が売られている。半面、オンラインゲームのネットイース(
09999)が急上昇。ハイテク株の百度(
09888)とSMIC(
00981)、レノボグループ(
00992)も高い。