2023-05-19 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、人民元安を嫌気 自動車、保険が全面安
19日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落スタート。中国の景気回復の鈍さが意識されるなか、為替市場で人民元安・米ドル高が進み、中国からの資金流出への警戒感が重荷となっているもよう。18日の人民元相場の基準値は1米ドル=7.0356元となり、昨年12月以来、約5カ月半ぶりに1米ドル=7元の水準を超えた。
指数は日本時間午前10時37分現在、前日比0.37%安の3296.41ポイントで推移している。セクター別では、自動車、保険が全面安。造船、教育、貴金属も売られている。半面、半導体、電子化学品、電子部品などが上昇している。