2023-05-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、景気の先行き不安が重荷 保険が全面安
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.23%安の3283.28ポイントだった。深セン成分指数は0.18%安の11079.26ポイントと反落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5017億元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、総じてマイナス圏で推移した。4月の中国の主要経済指標がそろって弱い内容となり、景気の先行き不安が引き続き重荷となった。一方、中国当局の政策支援に対する期待も根強く、売り一巡後は下げ幅を縮め、前場後半にはプラス圏に浮上する場面もあった。
セクター別では、保険が全面安。漢方薬、医薬品販売、バッテリー素材も安い。半面、軍需関連、送配電設備、コンピューター、インターネットサービスなどが買われた。
上海B株指数は0.22%高の289.92ポイント、深センB株指数は0.03%安の1184.26ポイントだった。