2023-01-26 |
中国/業界動向/医薬・バイオ |
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中国衛生当局、新型コロナの感染状況を発表(1月23日時点)
中国疾病予防コントロールセンターは25日、中国本土の新型コロナウイルスの感染状況を発表した。防疫規制を大幅に緩和した2022年12月8日以降、感染が一時急拡大したが、23年1月23日時点でPCR検査・抗原検査の陽性者数と陽性率、発熱外来の受診者数、入院患者数、重症者数、死亡者数はいずれもピーク時に比べ大幅に低下したことを明らかにした。
具体的には、1月23日時点で、◇PCR検査の陽性者数はピーク(12月22日)の694万人から1万5000人に減少、陽性率は29.2%(12月25日)から5.5%に低下、◇抗原検査の陽性者数はピーク(12月22日)の33万7000人から4773人に減少、陽性率は21.3%(12月22日)から4.5%に低下、◇発熱外来の受診者数はピーク(12月23日)の延べ286万7000人から11万人に96.2%減少(うち農村部は94.6%減、都市部は97.0%減)、◇入院者数はピーク(1月5日)の162万5000人から24万8000人に84.8%減少、◇重症者数はピーク(1月5日)の12万8000人から3万6000人に72%減少、◇医療機関での死亡者数はピーク(1月4日)の4273人から896人に79%減少――としている。
また、22年9月26日−23年1月23日に全国の1万8906件の検体に対してゲノム解析を行い、いずれもオミクロン変異株との結果が出た。