9日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。中国で新型コロナウイルス対策のPCR検査や強制隔離の義務付けを緩和する動きが相次いでおり、経済活動の活性化に対する期待が引き続き相場の支えとなっている。前日の米株高も買い安心感につながったもよう。
指数は日本時間午前10時50分現在、前日比0.82%高の19609.24ポイントで推移している。個別では、不動産株の上昇が目立ち、碧桂園服務(
06098)、碧桂園(
02007)、龍湖集団(
00960)、華潤置地(
01109)、中国海外発展(
00688)がそろって急伸。香港コングロマリットの新世界発展(
00017)、豚肉大手の万洲国際(
00288)も高い。半面、ビール大手のバドワイザーAPAC(
01876)と華潤ビール(
00291)、医薬品ネット通販の阿里健康(
00241)などが売られている。