2022-12-02 |
中国/業界動向/医薬・バイオ |
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中央政治局会議、防疫措置についてより現実的なスタンスも=外電
中国で共産党中央政治局会議が近く開催される見通し。中国の新型コロナウイルス防疫政策の転換が注目される中、ブルームバーグはエコノミストの見解として、当局が防疫措置についてより現実的なスタンスを取るシグナルを打ち出し、経済成長をより重視する姿勢を示す可能性があると報じた。中央政治局会議は例年12月初めに開催し、翌年の経済政策の指針を決定する。閉会後の1週間以内に開催する中央経済工作会議で政策が具体化される流れになる。『香港経済日報』が2日伝えた。
ただ、中国当局は直ちに「ダイナミック・ゼロコロナ」政策の撤廃を表明しないとみられる。いまのところ中国で高齢者のワクチン接種率が低いことから、接種率を十分な水準まで引き上げるのに時間を要するため、当局がコロナ政策を本格的に転換するのは23年4−6月期以降になる見込みという。