ゴールドマン・サックスは最新リポートで、コンテナ海運大手、中遠海運控股(
01919)のカバレッジを開始し、投資判断を「売り」、目標株価を6.8HKドルにそれぞれ設定した。コンテナ輸送業界は輸送力が需要を上回ることで運賃が下落し、海運会社の利益も減少すると予想した。ゴールドマンは、燃料コスト調整後の運賃は今年がピークになるとし、向こう3年はそれぞれ46%、26%、21%下落するとみている。『AAストックス』が2日伝えた。
一方、港湾業務はディフェンシブ性が高いと指摘。招商局港口控股(
00144)と中遠海運港口(
01199)の投資判断を「買い」に維持し、目標株価をそれぞれ13.5HKドル、6.9HKドルに設定した。
日本時間午後2時44分現在、関連銘柄の株価は以下の通り。
■中遠海運控股(
01919):8.02HKドル(前日比1.60%安)
■招商局港口控股(
00144):10.98HKドル(同2.31%安)
■中遠海運港口(
01199):5.89Hドル(同0.34%安)