2022-12-02 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:4日ぶり反落、利益確定売りや様子見ムード広がる
2日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4日ぶりに反落。前場終値は前日比0.34%安の3154.74ポイントだった。深セン成分指数は0.32%安の11228.44ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5462億6700万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った後、徐々に下げ幅を拡大した。防疫対策の緩和拡大や景気対策への期待が相場を支える一方、指数は前日まで3日続伸し、終値で9月15日以来、約2カ月半ぶりの高値を連日で更新した後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。また、米雇用統計の発表を控えて様子見ムードも強まった。セクター別では、貴金属が全面安となったほか、自動車、不動産開発、海運・港湾も売られた。半面、医薬品販売やインターネットサービス、繊維・アパレルが買われた。
上海B株指数は0.23%安の290.48ポイント、深センB株指数は0.40%高の1151.18ポイントだった。