2022-11-24 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:3日ぶり反落、コロナ感染拡大を嫌気
24日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。前場終値は前日比0.11%安の3093.51ポイントだった。深セン成分指数は0.02%安の10970.54ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4730億9400万元だった。
上海総合指数は寄り付きで心理的節目の3100ポイントに乗せたものの、節目を割り、マイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。前日の米株高が好感されたほか、中国政府による景気対策への期待は根強いものの、23日に中国本土で新たに3万人を超える新型コロナウイルスの感染が確認されており、行動制限の強化による景気減速への警戒感が相場の重しとなった。セクター別では、ゲームや自動車サービス、航空・空港運営などが売られた半面、貴金属が全面高。バッテリーや電機も買われた。
上海B株指数は0.47%安の287.94ポイント、深センB株指数は0.20%安の1122.07ポイントだった。