2022-11-22 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:5日続落、米株安や中国のコロナ感染拡大を嫌気
22日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は5営業日続落。前場終値は前日比0.39%安の17587.87ポイントだった。中国企業指数は0.47%安の5973.57ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で618億HKドル。
ハンセン指数は寄り付き後ほどなくマイナス圏に沈むと、徐々に下げ幅を拡大したが、前引けにかけて下げ幅を縮小し、小幅安で前場の取引を終えた。中国政府による景気対策への期待は根強いものの、前日の米株安が嫌気されたほか、中国本土で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受け、行動制限の強化で景気が減速するとの警戒感が引き続き相場の重しとなった。
個別では、前日のNY市場でハイテク株が売られた流れを引き継ぎ、美団(
03690)やアリババ集団(
09988)が売られたほか、李寧(
02331)や石薬集団(
01093)の下落も目立った。半面、10月の業務統計を発表したチャイナ・ユニコム(
00762)やチャイナ・モバイル(
00941)が大幅高。東方海外(
00316)やペトロチャイナ(
00857)も高い。