2022-11-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日ぶり反発、3100ポイント回復 金融株に買い
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前日比0.75%高の3108.30ポイントだった。深セン成分指数は0.06ポイント安の11134.41ポイントと小幅に5営業日続落。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5014億7300万元だった。
上海総合指数は前日終値付近でもみ合った後、前引けにかけて上げ幅を拡大。心理的節目の3100ポイントを回復して前場の取引を終えた。国内の新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されているものの、中国政府が打ち出す景気下支え策への期待が高まり、金融株が買われて相場を押し上げた。
セクター別では保険と銀行、造船、海運・港湾が全面高。教育と通信サービスも高い。半面、医薬品・医療関連や太陽光発電設備、観光が売られた。
上海B株指数は0.54%高の288.68ポイントと5営業日ぶりに反発。深センB株指数は0.06%高の1125.15ポイントと反発した。