2022-11-18 |
中国/マーケット/証券 |
|
本土前引け:3日続落、コロナ感染拡大を嫌気 観光・ホテル関連など売られる
18日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日続落。前場終値は前日比0.11%安の3111.92ポイントだった。深セン成分指数は0.38%高の11264.54ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で5815億1900万元だった。
上海総合指数は前日終値を挟んでもみ合った後、マイナス圏に沈んだ。政策期待は根強いものの、17日に中国本土で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が2万5000人を突破し、3日連続で2万人を超えたことが嫌気されたほか、世界景気の減速懸念なども相場の重しとなった。セクター別では、観光・ホテルや不動産サービス、貴金属が売られた。半面、教育や医療器械が買われたほか、中国当局が国産オンラインゲーム70本を認可したことを受け、ゲーム関連も高かった。
上海B株指数は0.84%安の287.48ポイント、深センB株指数は0.06%安の1128.77ポイントだった。