週明け14日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。中国政府が新型コロナウイルス対策の行動制限などを緩和した上、金融機関に対し不動産業向け融資の返済猶予などを通じた支援を指示したと伝わり、買い安心感につながった。先行きの金利低下見通しを背景に、前週末の米市場で主要通貨に対する米ドルの強さを示すドル指数が下落したことも買い材料となっている。
指数は日本時間午前10時45分現在、前営業日比3.16%高の17873.50ポイントで推移している。不動産株の碧桂園(
02007)と龍湖集団(
00960)、碧桂園服務(
06098)が急騰。ニット衣料の申洲国際集団(
02313)や本土商業銀行の招商銀行(
03968)も高い。一方、中銀香港(
02388)が逆行安。