2022-10-03 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:反落、一時17000ポイント割れ 本土不動産株は高い
週明け3日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。前場終値は前営業日比1.19%安の17018.62ポイントだった。中国企業指数は1.16%安の5845.29ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で340億7000万HKドル。
ハンセン指数は前週末のNY市場が下落した流れを引き継いで安く寄り付いた後、わずかながらプラス圏に浮上したものの、勢いは続かず。再びマイナス圏に沈むと、徐々に下げ幅を拡大し、一時、心理的節目の17000ポイントを下回る場面もあった。米連邦準備理事会(FRB)による積極的な金融引き締めで景気後退が警戒されたほか、香港市場はあす重陽節で休場、本土市場は国慶節で今週いっぱい休場となっており、持ち高調整の売りや手掛かり難も相場の重しとなった。
個別では、HSBC(
00005)やJDドットコム(
09618)、美団(
03690)、テンセント(
00700)が売られて指数を押し下げたほか、新世界発展(
00017)や中国平安保険(
02318)の下落も目立った。半面、碧桂園服務(
06098)や龍湖集団(
00960)、碧桂園(
02007)、中国海外発展(
00688)など本土不動産株が大きく買われた。