2022-09-29 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、PMI発表や連休控え上値重く
29日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前日比0.27%高の3053.33ポイントだった。深セン成分指数は0.55%高の10959.72ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で3719億9500万元だった。
上海総合指数は、前日のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、高く始まった。ここ最近の下落を受けて値ごろ感の出た銘柄を中心に買い戻す動きも広がったが、9月の製造業購買担当景気指数(PMI)の発表をあすに予定しているほか、週末から始まる国慶節の大型連休を前に手控えムードも強く、上値は重かった。セクター別では、貴金属とバッテリー素材が全面高となったほか、石炭や医療器械も買われた。半面、不動産サービスと航空・空港運営が全面安。観光・ホテルや海運・港湾も売られた。
上海B株指数は1.06%高の283.28ポイント、深センB株指数は0.14%高の1149.36ポイントだった。