環境マネジメント企業の東江環保(
00895/
002672)は28日大引け後、A株の第三者割当増資計画について、中国証券監督管理委員会(CSRC)が中止していた審査を再開すると発表した。同社はCSRCの審査の再開を申請しており、28日付でCSRCから審査再開の通知を受領した。
増資の審査が中止になった理由は、幹事を務める招商証券(
06099/
600999)が不正行為でCSRCから調査を受けていること。ただ、東江環保は招商証券が受けている調査と関わりがないとしている。
東江環保は今年5月、A株の第三者割当増資を通じて最大12億元を調達すると発表した。最大35者を対象に最大2億6400万株(発行済み株式総数の30%)を発行する計画で、支配株主の広東省広晟控股集団が最大3億5000万元を拠出する。完了後、広東省広晟控股集団の持ち株比率は30%を超えない見通し。