2022-09-22 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、一時3100ポイント割れも下げ幅縮小
22日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前日比0.31%安の3107.63ポイントだった。深セン成分指数は0.57%安の11144.68ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4032億6500万元だった。
上海総合指数は心理的節目の3100ポイントを下回って寄り付いた後、節目を回復して下げ幅を縮小すると、前日終値付近でもみ合った。米連邦公開市場委員会(FOMC)で積極的な利上げ継続が示唆されたことで、世界的な景気悪化への懸念が強まったものの、中国政府による経済対策への期待は根強く、一定の支えとなった。セクター別では、航空・空港運営が全面安となったほか、自動車、不動産、観光・ホテルも売られた。半面、造船が全面高。軍需、貴金属、電源設備も買われた
上海B株指数は0.10%高の308.82ポイント、深センB株指数は0.61%安の1180.90ポイントだった。