中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)は、自社株買いや新規事業の資金を調達するため、保有する美団(
03690)や貝殻控股(
02423)などの株式売却を検討しているとの報道を否定した。テンセントの広報担当者は、同社に資金調達の必要はなく、保有株を減らす予定や売却額の目標もないと明らかにした。また、資産を手放すために投資銀行に接触していないと述べた。香港経済紙『信報』が20日、外電を引用する形で伝えた。
テンセントのジェームズ・ミッチェル最高戦略責任者(CSO)は先月、同社が保有する美団株の全数または大部分を売却する計画だとしたロイター通信の報道は誤りだと述べている。
テンセントの株価は日本時間午前11時16分現在、前日比1.30%安の289.60HKドルで推移している。