2022-09-20 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:5日ぶり反発、プラス圏でもみ合う 買い戻しが優勢
20日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は5営業日ぶりに反発。前場終値は前営業日比0.46%高の3129.87ポイントだった。深セン成分指数は0.87%安の11304.54ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で4212億9300万元だった。
上海総合指数は高く寄り付いた後、終始プラス圏でもみ合った。前日まで4営業日続落し、終値ベースで5月25日以来ほぼ4カ月ぶり安値を付けた後とあって、値ごろ感の出た銘柄を買い戻す動きが優勢。政府系メディアの『中国証券報』が一面で、国家発展改革委員会の報道官が定例記者会見で経済の安定成長に向けた一連の政策の実行を加速させると強調したと伝えたことを受け、景気対策の効果への期待が投資家心理を支えたもよう。
セクター別では、バッテリー素材、太陽光発電設備が全面高。自動車サービスや自動車部品、非鉄金属も高い。半面、保険、銀行、航空・空港運営が売られた。
上海B株指数は1.16%高の310.64ポイント、深センB株指数は0.6%高の1192.31ポイントだった。