2022-08-15 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続落、主要経済指標の予想下振れを嫌気
週明け15日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前営業日比0.06%安の3274.87ポイントだった。深セン成分指数は0.33%高の12460.64ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6249億6700万元だった。
上海総合指数は、前週末のNY市場が上昇した流れを引き継ぎ、序盤は高くなる場面もあったが、勢いは続かなかった。日本時間午前11時に発表された7月の小売売上高や鉱工業生産が予想を下回ったことを嫌気し、上げ幅を縮小すると、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。セクター別では、銀行や証券、観光・ホテルが売られた半面、石炭が全面高。太陽光発電設備や風力発電設備も買われた。
上海B株指数は0.01%安の307.85ポイント、深センB株指数は0.22%高の1267.74ポイントだった。