マッコーリーは最新リポートで、電動工具の世界大手、創科実業(
00669)の目標株価をこれまでの170HKドルから110HKドルに引き下げた。投資判断は「アウトパフォーム」を維持。2022年6月中間期の純利益がマッコーリー予想を上回ったものの、消費者需要の低下を踏まえて2022−23年純利益予想をそれぞれ5%、8%下方修正した。2022−25年の年平均増益率は16%に鈍化するとした。『AAストックス』が12日伝えた。
創科実業の経営陣が22年の増収率予想を1桁台半ばに下方修正したことに言及。会社側は年末まで在庫解消を進める考えで、23年には売り上げ成長が回復すると予想した。22年下期の売上高と純利益予想をそれぞれ11%、9%引き下げた一方、23年は増収率が9%に回復すると見込んでいる。
創科実業の株価は日本時間午後4時36分現在、前日比2.28%安の94.25HKドルで推移している。