2022-08-12 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、一時プラス圏も勢い続かず 造船株が全面安
12日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.16%安の3276.53ポイントだった。深セン成分指数は0.23%安の12444.90ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6264億4100万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、プラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは続かず、再びマイナス圏に沈んで前場の取引を終えた。指数は前日に7月28日以来、約2週間ぶり高値を付けた後とあって、利益確定の売りが相場の重しとなった。また、小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表を週明けに控えて様子見ムードも広がった。セクター別では、造船が全面安となったほか、風力発電設備や太陽光発電設備も売られた。半面、石炭が全面高。採掘やガスも買われた。
上海B株指数は0.24%高の308.04ポイント、深センB株指数は0.04%安の1263.58ポイントだった。