2022-08-10 |
中国/マーケット/証券 |
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本土寄り付き:反落スタート、利益確定売りが重荷 CPI・PPIは予想下振れ
10日の中国本土株式市場で上海総合指数は反落して始まった後、小安い水準でもみ合う展開。前日まで4営業日続伸し、1週間ぶり高値を付けた後とあって、利益確定売りが重荷となっている。寄り付きとほぼ同時に発表された7月の中国の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.7%上昇、生産者物価指数(PPI)は4.2%上昇となり、ともに市場予想(2.9%上昇、4.8%上昇)を下回った。
指数は日本時間午前10時39分現在、前日比0.11%安の3243.94ポイントで推移している。セクター別では、風力発電設備、機械、ゲーム、石炭が安い。半面、貴金属、バッテリー素材が買われている。