2022-08-08 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:反落スタート、米長期金利の上昇で高PER株に売り
週明け8日の香港市場でハンセン指数は反落して始まった。前週末に発表された7月の米雇用統計が強い内容だったことから、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが続くとの見方が広がった。米長期金利の上昇を受けて香港市場でもハイテク株やグロース株など高PER株が売られ、相場の重荷となっている。
指数は日本時間午前10時38分現在、前営業日比0.72%安の20056.52ポイントで推移。個別では、アリババ集団(
09988)と傘下の阿里健康(
00241)、テンセント(
00700)、美団(
03690)など大型ネット株が下落。スポーツ用品大手の安踏体育用品(
02020)、スマホ大手の小米集団(
01810)、民営自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)も安い。半面、碧桂園(
02007)と同系列の碧桂園服務(
06098)、龍湖集団(
00960)、中国海外発展(
00688)など本土系不動産株が堅調。