2022-08-04 |
香港/マーケット/証券 |
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香港寄り付き:続伸スタート、20000ポイント回復 ハイテク株に買い
4日の香港市場でハンセン指数は続伸して始まった。前日の米株式相場が大幅に反発した流れを引き継ぎ、始値で心理的節目の20000ポイントを回復した。経済指標を受けて米国の景気後退(リセッション)への懸念が後退した上、台湾を巡る中国と米国の対立激化への警戒感がひとまず和らいだもよう。
指数は日本時間午前10時35分現在、前日比1.52%高の20067.29ポイントで推移している。ハイテク株の上昇が目立ち、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)とJDドットコム(
09618)、半導体ファウンドリーのSMIC(
00981)、スマートフォン大手の小米集団(
01810)などが買われている。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、アジア保険会社のAIAグループ(
01299)も高い。半面、食品・飲料株の中国蒙牛乳業(
02319)と万洲国際(
00288)、カジノ株のサンズ・チャイナ(
01928)が売られている。