2022-07-11 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:続落、行動規制強化への警戒感や金融緩和期待後退で
週明け11日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は続落。前場終値は前営業日比1.46%安の3307.23ポイントだった。深セン成分指数は2.25%安の12567.41ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6683億4200万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、徐々に下げ幅を拡大した。中国各地で新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、行動規制強化への警戒感が強まったほか、9日に発表された6月の消費者物価指数(CPI)が2.5%上昇と予想を上回る強い結果となったことで、金融緩和期待が後退したことも相場の重しとなった。セクター別では、自動車、石炭、造船、酒造がほぼ全面安となった半面、医薬品、漢方薬、電力などが買われた。
上海B株指数は0.93%安の305.47ポイント、深センB株指数は1.12%安の1200.96ポイントだった。