2022-07-05 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:4日ぶり反発、22000ポイント付近では上値重い
5日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は4日ぶりに反発。前場終値は前日比0.57%高の21955.72ポイントだった。中国企業指数は0.35%高の7674.11ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で733億4000万HKドル。
ハンセン指数は心理的節目の22000ポイントに乗せて始まったものの、上げ幅を縮小し、同節目を下回ると、一時マイナス圏に沈む場面もあった。指数は再び上昇に転じたが、同節目付近では上値の重さが目立った。前日のNY市場は休場だったが、欧州市場の上昇が好感されたほか、バイデン米大統領が早ければ週内にも中国から輸入する消費財にかかる関税の一部撤廃を発表するとの報道が材料視された。2022年6月の財新中国サービス業購買担当者景気指数(PMI)が54.5と4カ月ぶりに景況感の分かれ目である50を上回ったことも投資家心理を強気に傾けた。ただ、中国本土の一部地域で新型コロナウイルスの感染が増加傾向にあることなどが嫌気された。
個別では、アリババ集団(
09988)やJDドットコム(
09618)が買われて相場の上げを主導。薬明生物技術(
02269)や阿里健康(
00241)、創科実業(
00669)の上昇も目立った。半面、舜宇光学科技(
02382)や小米集団(
01810)、吉利汽車(
00175)が売られた。