2022-07-04 |
香港/マーケット/証券 |
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香港前引け:3日続落、中国のコロナ拡大で規制再導入を警戒
連休明け4日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日続落。前場終値は前営業日比0.59%安の21730.54ポイントだった。中国企業指数は0.59%安の7621.90ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で729億1000万HKドル。
ハンセン指数は下げて寄り付き、朝方に下げ幅を拡大。週末にかけて中国本土で新型コロナウイルスの新規感染者感染が増えたことで、行動制限などの再導入を警戒する売りが幅広いセクターで先行した。前週末の米株式相場は上昇したものの、アジア時間きょうの米ダウ平均先物は下落しており、投資家心理が悪化した。もっとも、安く始まった中国本土相場が上げに転じたこともあって、ハンセン指数が100日移動平均(前引け時点で21627.60ポイント)を割り込む水準では買い直しが入って下値を支えた。
個別では、スマートフォン部品メーカーの舜宇光学科技(
02382)とニット織物大手の申洲国際集団(
02313)が急落。不動産株の碧桂園服務(
06098)と九龍倉置業地産(
01997)、取引所運営の香港証券取引所(
00388)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)も売られた。一方、医薬品関連の中国生物製薬(
01177)と薬明生物技術(
02269)、石薬集団(
01093)が大幅高。電動工具の創科実業(
00669)、ネット株の美団(
03690)とJDドットコム(
09618)も買われた。