2022-07-04 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反発、景気対策期待が支え 医療サービスなど高い
週明け4日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。前場終値は前営業日比0.14%高の3392.22ポイントだった。深セン成分指数は0.90%高の12976.32ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7111億4000万元だった。
上海総合指数は安く始まった後、徐々に下げ幅を縮小し、前日終値付近でもみ合う展開。中国政府による景気対策への期待は根強いものの、ここ最近の上昇を受けて利益確定の売りが広がり、相場の重しとなった。また、安徽省などで新型コロナウイルスの感染が増加傾向にあることも嫌気された。セクター別では、医療サービスや医療器械、電機などが買われた半面、半導体や保険、自動車が売られた。
上海B株指数は0.26%安の307.59ポイント、深センB株指数は0.11%高の1203.87ポイントだった。