2022-07-01 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:反落、方向感乏しい展開 観光関連に利益確定売り
1日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は反落。前場終値は前日比0.18%安の3392.36ポイントだった。深セン成分指数は0.14%安の12877.91ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6701億7900万元だった。
上海総合指数は小安く寄り付いた後、総じて方向感に乏しい展開。心理的節目の3400ポイント付近の上値抵抗が意識される半面、中国政府による景気対策や新型コロナウイルスの感染収束に伴う景気回復への期待が下値を支えた。週末を前に利益確定売りが重荷となり、序盤は下げ幅を拡大する場面もあったが、売り一巡後は下げ幅を縮小し、中盤以降は3400ポイントを挟んでもみ合った。
セクター別では、前日に高かった観光・ホテル、航空・空港運営が全面安。半面、バッテリー素材が全面高となったほか、公共事業、化学肥料、建設機械が買われた。
上海B株指数は0.37%安の308.37ポイント、深センB株指数は0.41%高の1204.29ポイント。