2022-06-30 |
香港/投資判断/電子・IT |
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JDドットコムの強い買い推奨を継続、テンセントとの提携更新を評価=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国ネット通販大手のJDドットコム(
09618)がインターネットサービス大手のテンセント(
00700)との戦略提携を更新したと発表したことについて、新たな提携期間の向こう3年にわたり、テンセントの微信プラットフォーム経由のアクセスが引き続きJDドットコムの集客に寄与するとの見方を示した。『AAストックス』が30日伝えた。
提携合意に基づき、協力の一部対価として、JDドットコムは向こう3年間に最大2億2000万米ドル規模のクラスA普通株を発行してテンセントに割り当てる。ゴールドマンは、テンセントが今年3月の現物配当でJDドットコムの株式を分配したものの、現時点で引き続き発行済み株数の2.3%に相当する株式を保有しており、新株の割り当てで2社の利益の一致性がさらに高まると指摘。JDドットコムのリスク・リターンが魅力的な水準にあるとし、目標株価を382HKドル、投資判断を「買い」に維持すると同時に、強い買い推奨を示す「コンビクションバイ」リストに据え置いた。
日本時間午後0時33分現在、関連銘柄の値動きは次の通り。
■JDドットコム(
09618):255.20HKドル(前日比1.51%高)
■テンセント(
00700):359.80HKドル(同1.42%安)