2022-06-28 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:4日ぶり反落、売り一巡後に下げ幅縮小
28日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。前場終値は前日比0.06%安の3377.08ポイントだった。深セン成分指数は0.78%安の12724.95ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で7008億4500万元だった。
上海総合指数は安く寄り付いた後、総じてマイナス圏でもみ合った。前日まで3営業日続伸し、約2カ月ぶり高値を付けた後とあって、利益確定売りが重荷となった。ただ、中国当局の産業支援策や、新型コロナウイルス感染の収束に伴う景気の回復に対する期待が根強いなか、売り一巡後は下げ幅を縮め、終盤にはプラス圏に浮上する場面もあった。
セクター別では、保険が全面安となったほか、貴金属、医療機器、証券、酒造が安い。半面、自動車、軍需関連、石油が買われた。
上海B株指数は0.19%高の308.33ポイント、深センB株指数は0.12%安の1198.91ポイントだった。