巨額負債を抱える中国恒大集団(
03333)は28日朝方、同社の清算を求めてTop Shine Global Limited of Intershore Consult (Samoa) Limitedが香港高等法院に申し立てたことについて、申し立てに強く反対すると表明した。申立人が関わる債務額は8億6250万HKドル。ただ、清算申し立てが同社の再編計画や関連スケジュールに影響することはないと説明。同社はオフショア債務の再編に向けて債権者と積極的に協議しており、7月末までにオフショア債務の再編計画を発表する見通しとした。
一方、今回の申し立てで中国恒大集団が清算された場合、申し立て日(6月24日)以降に同社(子会社を除く)が実施した財産の処分や同社の株式譲渡などは、裁判所の認可がなければすべて無効となる。