2022-06-17 |
中国/マーケット/証券 |
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本土前引け:小幅続落、方向感欠く 教育関連や証券株安い
17日前場の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に続落。前場終値は前日比0.02%安の3284.74ポイントだった。深セン成分指数は0.13%高の12166.67ポイント。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で6572億8300万元だった。
上海総合指数は方向感を欠いた。欧米中央銀行の相次ぐ利上げを受け、世界的な景気後退への警戒感が相場の重しとなったが、中国政府による景気対策への期待は根強く、産業政策の恩恵を受けそうな銘柄が物色された。セクター別では、教育、観光ホテル、証券などが売られる半面、風力発電設備、バッテリー素材、貴金属などが買われた。
上海B株指数は0.40%安の304.44ポイント、深センB株指数は0.17%高の1150.28ポイントだった。